自転車とFXで日本一周

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【永久保存版】『5分足スキャルピング』の副教本を書きました!

どうも、衣笠です。

今回は、こんな記事をお届けします!

 

永久保存版!

『5分足スキャルピング』の副教本!!

 

 

以前、こんな記事を書きました。

www.sasamifx.com

その中で紹介した、こちらの本。

『FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則』

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嬉しいことに、衣笠の記事を読んで、さっそく購入してくれた方もいらっしゃいました!

ただ、Twitterを見ていると

「難しい……」

「買ってみたものの、なかなか進まない」

「そもそも用語がわからない」

という声が結構見受けられました。

 

そうなんですよね。

この本、素晴らしいんですけど、唯一の弱点は小難しいってところなんですよね。

 

「でも、いい本なので絶対読んでもらいたい!」

「皆さんが読むうえで、少しでもお力になりたい!」

という思いから、今回、副教本的な記事を書いてみました。

 

この記事の内容は、『5分足スキャルピング』の第2章にスポットを当てています。

というのもこの本、大切なことは、2章に詰め込まれているんですよね。

3章以降は、2章の知識について、実際の活用例が書かれています。

なので、2章の内容がしっかり分かっていると、3章以降がかなり読みやすいんですよね。

 

『5分足スキャルピング』買ったものの、なかなか進まないという方は、ぜひ、今回の記事を読みつつ、2章を読んでみてほしいです。

少しでも、読み進める上で参考になればうれしいです!

 

なおこの記事は、『5分足スキャルピング』が手元にある想定で書かれています。副教本なので。

一応、この記事だけでもニュアンスは伝わるかもしれませんが、出来れば『5分足スキャルピング』をお手元にご用意の上、読んでもらうことをオススメします。

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

プライスアクションの原則

まず、本書でよく出てくるワードについて簡単に整理しておきましょう。

〇ブル派

いわゆる、ロング派のことです。

買いポジションを持っている人や、買い目線で市場を見ている人を指します。

ちなみに「bull(牛)」、特に「水牛」を語源とした言葉です。

マーケットは、価格が上がっていくときは、じりじりと上がっていくことが多いですよね。

水牛が水の深いところから、徐々に地上へ上ってくる様子に似ていることからブル派と呼ばれるようになりました。

 

〇ベア派

いわゆる、ショート派のことです。

売りポジションを持っている人や、売り目線で市場を見ている人を指します。

ちなみに「bear(熊)」を語源とした言葉です。

マーケットは、価格が下がるときは、一気に落ちることが多いですよね。

熊が勢いよく腕を振り下ろす様子に似ていることからベア派と呼ばれるようになりました。

 

それではさっそく、プライスアクションの原則を確認していきましょう。

ダブルの圧力(p18~p21)

まず、フォロースルーという言葉をおさえておきましょう。

フォロースルーとは、

「価格が一方向に大きく動く状態」

のことを指します。

 

そして、フォロースルーが起こるために必要なのが、「ダブルの圧力」です。

ダブルとは、ブル派とベア派の両者を指します。

 

つまり、価格が大きく上昇する場合は、

ブル派は積極的に買いを入れ、ベア派は損切りの買いを入れる

 

価格が大きく下落する場合は、

ブル派は損切りの売りを入れ、ベア派は積極的に売りを入れる

 

ということです。

フォロースルーが起きるときは、ブル派とベア派が同じ方向に注文を入れた時、ということですね。

 

突き詰めればブレイクアウト戦略とは、

「ダブルの圧力」が生じる場所=「スイートスポット」をチャートから見つけて、エントリーをすること

 

というわけです。

この本では延々と、スイートスポットを見つけるための方法が述べられているので、じっくり読み解いていきましょう。

 

さて、この項ではもう一つ重要なキーワードが出てきます。

それは、「ビルドアップ」です。

「ビルドアップってなに?」ってことなんですが、これは、いわゆる「もみ合い」のことです。

重要な価格に達したとき、反発して、また引き寄せられ、反発して、また引き寄せられ、という動きをすることがよくありますよね。

この動きを、本書では「ビルドアップ」と読んでいます。

 

ビルドアップは、非常に重要な要素です。

どういうことか?

一言でいうと、

「ビルドアップの無いブレイクは、ダマシに終わりやすい」

ということです。

逆に言うと、

「ビルドアップが行われたブレイクは、ダブルの圧力が働きやすい」

ということですね。

従って、「ビルドアップがあるかどうか」は、ブレイクアウトの成否を判断するうえで非常に大切です。

本書のチャートを読み解く際にも、欠かせない考え方になります。必ず押さえておきましょう。

支持線抵抗線(p21~p24)

いわゆる、サポートラインとレジスタンスラインです。

サポートラインは一度突破されても、次はレジスタンスラインとして機能するといったレジサポ転換について触れられています。

 

この項で大切なのは、

「サポートラインとレジスタンスラインの付近で安易にトレードをしてはいけない」

ということです。

 

例えば、今までずっと、買い派が主流だったとしましょう。

徐々に買いの勢いが弱まってきて、重要なサポートラインを下抜ける場面がありました。

「よし!ここから下にブレイクするだろう!ショートで入ろう!」

とするのは危険ということですね。

今まで買いが主流だった中、サポートラインを抜けたからといって、突如、売りが優勢になるとは限らないからです。

むしろ、逆張り派が再度買い上げてきて、上昇トレンドに回帰するかもしれません。

 

この状況が、書籍の図2.3に示されています。

図2.3の左側のチャート「a」の地点で売り仕掛けをすると、失敗に終わる可能性が高いということですね。

 

対して、図2.3の右側のチャートも見てみましょう。

一度、重要な水準を上に抜けたものの(b)、その後、再び下に抜けてしまっています。

その後ビルドアップを挟んで、安値の更新(c)がありました。

この値動きの意味するところは、

「買い派が主流だったが、高値を更新する力が無くなってきて、売り派に主導権を取られつつある」

ということです。

従って、今回の(c)でショートを仕掛けると、フォロースルーがある可能性が高く、トレードが成功する可能性が高いということですね。

 

この項で重要なことを一言でまとめるとこうです。

「重要な支持線抵抗線が突破されたとき、フォロースルーがあるかどうかは、マーケットの圧力が強いほうにブレイクしているかどうかが重要である」

言い換えれば、

「マーケットの圧力が買いと売りどちらが優勢か判断がつかない限り、ブレイクアウト戦略は役に立たない」

ということですね。

ダマシのブレイク、ティーズブレイク、適切なブレイク(p24~p30)

この項では、ブレイクが成功するかどうかについて、「ブレイクの過程」を観察することの重要性が述べられています。

まず前提として、適切なブレイクになるためには3つの要素が必要です。

1.マーケットの圧力が強いほうにブレイクしていること

2.トレンド相場であること

3.ブレイクした先に目立った障害がないこと

 

これら3つの条件を満たすことは必須になります。

そして、3つの条件を満たしていても、

ダマシのブレイク

ティーズブレイク

という避けるべきブレイクがあるということが書かれています。

 

図2.4を見てみましょう。

一番左が、ダマシのブレイクです。

この(e)で仕掛けてはいけない理由が2つあります。

一つは、ビルドアップが全く無いことです。

(e)の付近で、もみ合いがありませんよね。

そしてもう一つの理由は、「直近の高値」が遠すぎることです。

一般的に、ブレイクスルーを狙うトレーダーは、損切りラインを直近の高値に置きます。

しかし、直近の高値が遠すぎるということは、「リスクが大きい」ということになりますよね。

果たして、「リスクが大きい」ポジションを、多くの投資家が取りに来るでしょうか?可能性は低いですよね。

従って、「損切りを近くに置けないポイント」では、フォロースルーが期待できないため、ダマシに終わりやすいということです。

①ビルドアップが無いことから、売り派が優勢であることに自信が持てない。

②直近の安値が遠すぎることから、売り派が多くなる要素が少ない。

以上2点をもって、この図は「ダマシのブレイク」であると述べられています。

 

続いて、図2.4の真ん中の図です。

これは「ティーズブレイク」を示しています。

「ティーズブレイク」ってなんやねんって話ですけど、

「ダマシのブレイクほど酷くはないけど、理想的ではないブレイク」

くらいのニュアンスで使われています。

 

具体的に、この図のどこが理想的でないのか?

一つは、ビルドアップの位置が遠すぎることです。

ビルドアップがあるだけダマシのブレイクよりはマシですが、ビルドアップの下限が重要な支持線に届いていませんよね。

また、やはり損切りの位置が遠いことも懸念です。

 

それに比べると、図2.3の右側の図が、いかに理想的なブレイクかよく分かりますよね。

レンジ帯の下限で十分にビルドアップがあり、直近の高値も近くにあります。

圧倒的に、フォロースルーの可能性が高いですよね。

そして、フォロースルーまでに一時的に上昇したとしても、先ほどまでの支持線抵抗線の役割を果たしてくれる可能性が高いです。十分なビルドアップがあったからですね。

そのため、損切りラインにかかるより早く、フォロースルーが起こる可能性が高い点も魅力です。

 

ブレイクアウトと一言でいっても、成否については慎重に見分けることが重要というわけですね。

ダマシの高値、ダマシの安値(p30~p34)

このあたりから、

「何言ってるか全然わからんけど……」

と感じ始める人も多いのではないでしょうか?

だんだん難解になってきましたが、丁寧に読み進めていきましょう!

 

この項では、ダマシの高値・ダマシの安値について述べられています。

ダマシの高値を一言でいうと、

「一本足で高値を大きくつけたものの、その直後に高値を切り下げてしまった場合」

を指します。

市場の向きがブルで、高値が大きく更新されたなら、そこからフォロースルーが起きるのが普通です。

しかし、フォロースルーがなく、次の足で高値を切り下げてしまったため、「ダマシ」だったというわけですね。

ダマシの安値はその反対です。

 

重要なのはここからです。

「ダマシの高値・ダマシの安値は反転を示唆している可能性がある」

ということです。

つまり、相場が全体的に上昇している中、ダマシの高値が出たら、相場はいったん下げに入る可能性が高いということですね。

 

この項で知っておくべきことは、ダマシの高値・安値が出た場合、「相場をよく観察することが重要」ということです。

ダマシの高値が出て、一度は下降があったからといって、いきなり相場が売り優勢になるとは限りません。

次にダマシの安値を付けて、すぐに上昇トレンドに戻ってくる場合もあります(p32の状況1)。

一方で、ダマシの高値をきっかけに、相場が弱気に切り替わる可能性もあります(p32の状況2)。

「ダマシの高値・安値が出現した場合は、ブル派とベア派、どちらが次に優勢になるかを見極めることが大切」

ということが述べられているので、図と見比べながら、丁寧に読み進めていきましょう。

プルバックの反転(p35~p40)

いわゆる、「戻り売り」、「押し目買い」について述べられた項です。

例えば上昇トレンドに対して、「押し目買い」を狙うとします。

その場合、まずは「どこまで下がって来たら買うか」を決める必要があります。

上昇に対する50%戻しや、フィボナッチのラインと、重要な価格帯が一致するところを選ぶ人が多いと思います。

 

この項で重要なのは、

「そのポイントに来たとき、いきなりポジションを取ってはいけない」

ということです。

反転を期待していきなり仕掛けなくても、5分足レベルなら、1本~2本、あるいはそれ以上の時間、ビルドアップを待ってから仕掛ける猶予があるということですね。

 

ビルドアップを待つ利点も述べられています。

1.ビルドアップを挟むことで、ダブルの圧力に期待が持てること。

2.損切りラインをより近くに置けること。

3.自分が「反転する」と思った水準が、本当に機能しているのか確認が出来ること。

かなりの文字数を使って書かれているので複雑に感じますが、上記の3点について述べていることを意識しながら、じっくり読みこんでいきましょう!

天井への試し(p40~p44)

ここ、すごく重要です。

まず大切なのは、レジサポ転換です。

直近の抵抗線は、支持線に変わることが多いということですね。

そして、実はローソク足は、その価格帯に引き寄せられていくことが多いです。そのことを、「マグネット効果」と表現しています。

 

この「マグネット効果」をトレードに活用する方法がこの項で示されています。

p42の図2.7状況1を見てみましょう。

これは(4)でレンジブレイクをしています。大切なのは、このブレイクがティーズブレイクだということです。

ティーズブレイクである以上、ブレイクがダマシに終わる可能性があります。

実際この図では、ダマシに終わっています。

ここで大事なのは、図の〇のポイントで戻り売りをしてはいけないということです。

一見すると、直近の抵抗だった〇の部分で、戻り売りをしたくなりますよね。

しかし実は、そのひとつ前の抵抗、つまり図の3-5の水準まで戻ることが多いのです。

 

本来、〇のポイントをブレイクする前に、〇の付近でビルドアップがあるべきですよね。しかし、ビルドアップなしに抜けてしまった。

そこで、3-5まで価格が戻る意味を考えてみましょう。

3-5まで戻った価格は、再度、〇を試しに行く可能性が高いですよね。つまり今度こそ、〇付近でビルドアップが起こる可能性があります。

本来、〇の突破のために必要なビルドアップが無かったために、価格はそこよりも上の水準に戻り、もう一度ビルドアップを作りにいったと考えるとしっくりくると思います。

 

これは、エントリーポイントを探すうえで非常に重要なヒントになります。

かなり複雑に書かれていますが、しっかり読み解いていきましょう!

切りの良い数字の効果(p45~p48)

この項は分かりやすいですね。

FXにおいて、値段はキリのいい数字に引き寄せられていくということです。

 

この項において理解しておくべきことは、

「キリのいい数字は障害にもなるし、手助けにもなる」

ということです。

 

自分が仕掛けたい方向とは反対方向の、比較的近いところにキリのいい数字があると、値段はそちらに引き寄せられてしまう可能性があります。これは、障害になるパターンですね。

一方で、自分が仕掛けたい方向と同じ方向にキリのいい数字があれば、価格はそちらに向かうため手助けとして機能します。

 

エントリーポイントを探すうえでは、キリのいい数字が自分にとって有利に働くのか、不利に働くのかを見定める必要があるということですね。

まとめ

というわけで、

『FX 5分足スキャルピング――プライスアクションの基本と原則』の第2章について解説をしてきました。

いかがでしょうか?読み進める上で、少しでも参考になれば幸いです。

 

そして言うまでもなく、この本の本当の魅力はこの先にあります。

第2章で学んだ理論を、具体的にどうやって活用していくのかについて、チャート付きで解説が進行していきます。

 

第2章の理論を理解した上で、この本を最後まで丁寧に読み進めていけば、勝率の高いエントリーポイントを必ず見つけられるようになります!

難解な書籍ではありますが、ぜひ、めげずに熟読していきましょう!

 

ちなみに、「まだこの本持ってない……」という方。

絶対オススメなので、これを機に、ご購入を検討されてはいかがでしょうか。

値段が高いため手が出しづらいですが、その分FXで勝てるようになると思えば、安い投資だと思います。

ぜひ、購入してみて下さいね!

 

それでは、本日はこのあたりで!

ではでは~!

 

(その他おすすめの書籍は下記の記事からどうぞ)

www.sasamifx.com