自転車とFXで日本一周

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FXで損切りが「出来ない」理由って知ってますか?損切り出来ない理由と対策について

どうも、衣笠です!

本日のテーマは損切りです。

 

こんな経験ありませんか?

「すぐに戻るだろうと思って含み損を抱えていたら、とんでもなく大きくなってしまい、結局、泣く泣く損を確定させた」

損切りが大事と分かってはいるけど、いざ含み損を抱えると、なかなか損切り出来ない」

誰しも、こんな経験があると思います。

もしかしたら、今もそんな状況で悩んでおられるかもしれませんね。

 

FXで安定して利益を残すには、損切りが重要です。

損切り上手は投資上手」

そう言っても過言ではありません。

 

 

この記事では、

損切りが大切だと分かっているのに、なぜか損切りが出来ない」

「ついつい、損切りを躊躇してしまう」

「なぜ、自分が損切りできないのかわからない」

 

というお悩みを解決するために書いています。

この記事を読んでもらえたら、以降、損切りで悩むことはありません。

ぜひ、じっくり読んでもらって、どんどん利益を伸ばしていきましょう!

 

 

損切りが大切な2つの理由

この記事の目標は、

「上手に損切りをすることで、安定した利益を残せるようにすること」

です。

そのためにまず、損切りが必要な理由ついて、改めて確認していきましょう! 

1.機会損失によって、大きく利益を失う

色々な理由がありますが、僕は、この点が一番重要だと考えています。

まず、皆さんにイメージしてもらいたいことがあります。

1.自分が、ポジションを持っていないとき。

2.自分が、ドル円で含み損を抱えているとき。

1と2を比べた時に、まったく同じ心境で、チャートの分析や、観察を行うことは出来ると思いますか?

大半の人にとって、答えはNOのはずです。

人間って不思議なもので、自分がドル円で含み損を抱えていたら、

ドル円が有利な理由をなんとかして探そう」

という心境でチャートを見てしまうんですね。

これは、非常に危険な状態です。

チャートを正しく分析できなくなることで、

「本来は利益が出せていたはずのポイントを見逃してしまう」

という現象が起きてしまうんですね。

いわゆる、機会損失を自ら引き起こしてしまうんです。

 

一つ、例を考えてみましょう。

いま僕が、ドル円のロング(買いポジション)を持っているとします。

しかし、ドル円がドンドン下がって、含み損を抱えてしまいました。

ふと、ユーロドルのチャートを見ると、いかにもここから上がりそうなパターンを示しています。

もし、ドル円の含み損がなければ、

「お、ユーロドル上がりそうだな。ロングしよう」

これにより、利益をあげられる可能性があります。

しかし、ドル円の含み損を抱えている僕は、そうは考えません。

なぜか?通常、ユーロドルが上がるということは、ドル円は下がることを意味します。

僕としては、ドル円が下がっては困るので、なんとかして、ユーロドルが上がらない理由を探したくなってしまうわけですね。

「お、ユーロドルが上がりそう。……でも、日足ベースの移動平均が……よくみればここにレジスタンスが……これは、上がると見せかけて、上がらないな」

ってな具合。普段は使わない時間足を使ったりしてまで、自分の都合のいいように、チャートを解釈しようとするんですね。

でも、そんな不自然な解釈が当てはまる方がまれです。

今回のケースも残念ながら、ユーロドルは上がってしまったとしましょう。

もし、ドル円の含み損を抱えていない場合だったら?

「わーい。ロングしておいたユーロドルが上がって利益が出たぞー」

こうなりますよね。

でも、ドル円の含み損を抱えていた僕は?

「あー、ユーロドル上がっちゃったな。ロングしておけばよかった……しかも、ユーロドルが上がったことで、ドル円の含み損さらに増えてるし……もう無理、このポジションが黒字になるまで放置しよ……」

みたいなことになるわけですね。最悪ですね。

ユーロドルでの利益をみすみす逃したうえに、含み損がさらに大きくなってしまいました。

 

ポイントをまとめると……

①含み損を抱えていると、チャートを自分にとって都合のいいように解釈してしまう。

②そのせいで、機会損失が生じてしまう。

③さらに含み損が増え、よりいっそう、チャートを冷静に見れなくなってしまう。

という、最悪の悪循環に陥ってしまうというわけですね。

こんな目に遭うくらいなら、早めに損切りしたほうが、結果としてはぜんぜん安く済みますよね。

 

もちろん、「そんなことは知っている」という方も多いと思います。

「知っているけど、いざとなると損切りできない」という方に向けて、その理由と対策は後ほど登場しますので、もう少しお付き合いくださいね。

2.一発退場のリスクがある

さて、損切りが大切なもう一つの理由がこれです。

僕は初心者のころ、損切りは大切だと思いつつ、含み損を抱え続けることがよくありました。

なぜか?それは、含み損は抱えていれば、いつかは、利益に転じたからです。

皆さんも、経験ありませんか?

「含み損めっちゃ膨らんでたけど、ガチホしてたら利益になった!やった!」

みたいなこと、誰しもが経験あると思います。

でも、FXで成功したいなら、これは絶対やっちゃダメです。

その理由を詳しく書いていきますね。

 

まず前提として、

「含み損がプラ転するまで、ホールドを続ける」

というやり方は、けっこう高い確率で成功します。

特にドル円やユーロドルといった、メジャーな通貨では成功しがちです。

なぜならメジャーな通貨が、一方向に、長期間にわたって動き続けるという現象は、なかなか起こらないからです。

「え?じゃあいいじゃん!」

そう思われたかもしれません。でも、絶対ダメです。

なぜか?それは、この方法で増やした資金は、いつか必ず、大きな負けで無くなってしまうからです。

 

こんなケースを考えてみましょう。

10万円からFXをスタートしました。

ドル円なら2万通貨くらいポジションを持てますね。

1pip200円の世界で、資金を増やしていきます。

時には含み損を抱えましたが、プラ転するまでホールドしてやり過ごしていました。

 

そうこうしているうちに、資金は100万円まで増えました。

1pipで2000円の世界です。ここでも、含み損はホールドでやり過ごしました。

 

そしていよいよ、資金が500万円まで増えました。

1pipで1万円の世界です。めまいがしますね。

でも、この人に恐怖はありません。含み損を抱えても、ホールドすればいいのですから。

しかしある時から、含み損が減らない。

ポジションの方向と、どんどん逆行していく。

でも、損切りは出来ない。

なぜなら、今まで損切りをしなくてもうまくいっていたから、損切りのやり方がわからないのです。

そうこうしているうちにも、どんどん逆行していく。

結局ロスカットになってしまい、資金は350万円まで減ってしまいました。

 

150万円も負けてしまった。焦って、新たにポジションを持ちます。

けれど、そこでも逆行が止まらない。

またロスカットを食らって、資金は200万円になってしまいました。

 

そう。

「含み損がプラ転するまで、ホールドを続ける」

という作戦はけっこううまくいきます。

しかし当然、うまくいかない時が出てきます。

そしてその時は、損切りが出来なくて、必ず、大きく負けてしまいます。

 

「ときどき、資産の30%以上が吹き飛んでしまってもいいや」

という気持ちでFXに臨むなら、損切りはしなくてもいいかもしれません。

でも、多くの人はこう考えているのではないでしょうか?

「FXで安定した利益を上げて、自分の望む未来を実現したい」

もしこのように考えているのなら、損切りは絶対必要ですよね。

だって、一回の損切りで資産の30パーセントを失っていたらですよ?

3回損切りが連続したら、資産はもとの35パーセントまで減ってしまいますからね。

これでは、とても安定と呼べませんよね。

 

ここまでが、損切りが大切な理由です。

1.含み損を抱えていると、チャートを自分に都合よく解釈してしまう

2.損切りをしない戦略は、一発退場のリスクがある

どちらも、ぜったいに避けなければなりませんね。

 

では、上手に損切りをするためにはどうしたらいいのでしょう?

そのために、次は、こんなことを考えてみましょう。

なぜ、損切りは「出来ない」のか 

 この記事を読む前から、

損切りは大切」

ということは、すでに学ばれていると思います。

でも、やろうとすると、案外出来なかったりしますよね。

なぜ損切りが出来ないのでしょうか?大切だと分かっていても、出来ないのはなぜでしょう?

その理由については、下記の本で詳しく学ぶことが出来ます。 

ゾーン ? 相場心理学入門

ゾーン ? 相場心理学入門

 

この本は、トレードに臨む上で、トレーダーが持つべきメンタルについて書かれたものです。

古い本で、ページ数も厚いことから少し手に取りづらいですが、全ページにわたって非常に勉強になるので、絶対おすすめの一冊です。

さて、この本の中では、損切りが出来ない理由を以下のように解説しています。 

1.原因は、人生で身につけた前提にある

この本では、

「人生で身につけたある前提

が、損切りを出来なくすると説明しています。

では、その前提とはどんなものでしょうか。

ここから、少しややこしくなりますが、とても大切な事なので、じっくりと読み込んでくださいね。

 

ある前提。それはこうです。

「勉強でも、仕事でも、一生懸命に学び、考え、情熱を捧げたことは、必ず正解にたどり着く」

たとえば、数学の方程式。

最初は解き方がわかりません。

でも、勉強すれば、必ず正解が出せますよね?

たとえば、オフィスでの電話受信。

最初はみんなしどろもどろです。

でも一生懸命学べば、毎回、正しい対応が出来るようになりますよね?

 

これが、その前提です。

一言で言い換えれば、

「学んだことは、必ずうまくいく」

ということですね。

 

ですが、この前提こそ、トレードにおいては足かせになると著者は説いています。

その理由は二つです。

1.必ずうまくいくトレードは存在しない。

2.必ずうまくいくという考え方は、リスクを念頭から除外してしまう。

 

ここから、話は核心に入ってきます。

集中して読み進めてもらえると嬉しいです。

まず、

1.必ずうまくいくトレードは存在しない

について、深く理解をする必要があります。

これは、頭では分かっていても、なかなか実感しづらい事柄だと著者は言っています。

なぜなら人生のなかで、「学んだことはうまくいく」という前提を身につけているからです。

みなさん、FXのことは一生懸命学ばれていると思います。

それゆえに、自分が学んだことと、チャートが一致した時には、「うまくいくに違いない」と思い込んでしまいがちです。

例えば、ヘッドアンドショルダーや、移動平均ゴールデンクロスなどがわかりやすいでしょうか。

長い時間チャートを監視して、ようやく完成したヘッドアンドショルダーをみたら、

「ここは下げるに違いない」

って思ってしまいませんか?

でも、現実には、下がらないこともあります。

自分の考えと、実際の値動きが常に一致するなんてことはありえません。

それを説明するために、著者はこんな実話を引用しています。

 

登場人物は、大富豪のフロアトレーダーと、雇われのテクニカルアナリストです。

フロアトレーダーは、テクニカル分析を信頼していませんでした。

ある日、テクニカルアナリストは言います。

「ここより価格が下がることはありません。買いを入れましょう」

それは、テクニカル分析に基づいてアナリストが導いた、自信満々のポイントでした。

トレーダーは言います。

「ここでマーケットは動きを止め、上昇すると言うんだね?」

アナリストは自信をもって答えました。

間違いありません。ここが今日の安値です」

するとトレーダーは、こう言い放ちました。

「そんなのでたらめだ!見ていろ!」

そして受話器を取り、注文を出したのです。

「成り行きで400枚の売りだ!」

ここでの400枚の売りとは、市場からしてみれば、大きなサイズの注文でした。

結果はどうなったでしょう?

価格は、アナリストが「今日の安値だ」といったラインを大きく超え、下落してしまったのです。

呆然とするアナリストに、トレーダーは言います。

「マーケットが動きを止めるだろうと君が言ったところはどこかね?私にできるなら、誰にだってできるさ」

 

この実話から学ぶべきこと。

それは、市場で何が起こるかを、事前に知ることなどできないということです。

画面の向こうには無数の人間がいて、各々が、各々の考え方を持ってトレードをしています。

誰が、どんな考え方で、どれくらいのポジションサイズで取引するかなんて、絶対にわかりません。

たとえば、ヘッドアンドショルダーが完成した。それは事実です。

でも、「価格が下がる」というのは自分の予想です。

現実には、他の多数のトレーダーが、別の事実を見て買いを入れるかもしれません。そうなれば、価格は上昇してしまいます。

 

繰り返しになりますが、ここで大切なのは、

「どれだけ勉強しても、どれだけ熱心にチャート分析をしても、必ず正解になるとは限らない

ということです。

このことを、常に頭に置いておかなければなりません。

「学んだことはうまくいく」という人生の前提を、FXでは忘れなければなりません。

 

そして、

2.必ずうまくいくという考え方は、リスクを念頭から除外してしまう

に話は繋がります。

もし、あるトレーダーが、「学んだことはうまくいく」と思い込んでいたとします。

ある時、学んだ内容と照らし合わせて、自信をもってエントリーをしました。きっと、彼はこう思うでしょう。

 

「このトレードは正しい。うまくいくに違いない」

 

さぁ、みなさん。いよいよ核心です。

この思考こそ、損切りを出来なくする正体です。

 

「うまくいくに違いない」

ということは、「うまくいかない可能性を考えていないということです。

そのため、損切りという選択肢が、そもそも念頭にありません

この場合、値動きが逆行したら、このトレーダーはどのように考えるでしょうか?

きっと、こう考えるでしょう。

「逆行するなんておかしい。ここで逆行するわけがないから、すぐ思い通りの方向に動くに決まっている。それまでポジションを持っていよう」

うまくいくに違いない、と思っていれば、必ずこの思考になりますよね。

当然、彼が損切りをするわけがありません。

そもそも、損切りという選択肢が最初から無いからです。

しかし、思い通りの方向に動くに『決まっている』ということはありえません。

前述の通り、市場では、何が起こるか分からないからです。

自分から見て、どれだけ正しい事実が揃っていても、その通りになる保証はまったくありません。

 

かなり込み入っているので、まとめますね。

損切りを出来なくする正体。

それは、「自分は正しいに違いない」という思い込みです。

なぜ、そんな思い込みをしてしまうのか?

それは、「学んだことはうまくいく」という人生の前提が刷り込まれているからです。

言い換えれば、

「すべてのトレードにおいて、損になる可能性がある」

という大切な事実を、

「自分が学んだことから考えると、正しいに違いない

という思考が、覆い隠してしまっているということです。

損になる可能性を、本当の意味で受け入れていないから、損切りができない。

これが、損切りが出来ない仕組みです。 

損切りを上手にする方法

では、きっぱり損切りをするためには、どうしたらいいのでしょうか?

そこには、二つのポイントがあります。 

1.必ずうまくいくエントリーなど存在しないと自覚しておく。

この点は、もう大丈夫ですよね。

前の項目で、十分に説明をした内容です。

とはいえ、そんな自覚だけではどうにもなりません。

それを踏まえて、次のポイントを守ることが大切です。 

2.エントリーする前に、「どうなったら損切りするか」を決めておく。 

これですね。これが重要です。

いいでしょうか。必ず、エントリーする前に、決めておくんです。

そしてその損切りによって、いくらの損失が発生するかも決めておくんです。

常に、自分に語りかけてください。

「今からしようとしているエントリーは、移動平均を割ったら損切りする。その時の損失は◯◯円くらいだろう。そのリスクを負っても、このポジションを持つ価値があるか?

と。そして、リスクに見合うだけの価値があると判断したら、ポジションを取りましょう。

大切なのは、事前に決めておくことです。

そしてその通りに、実行をすることです。

その時に大切な心構えは、

「必ずうまくいくトレードなど存在しない」

ということです。

どれだけ正しく見えても、損になるときは損になるんです。

だから、事前に決めた条件を満たしたら、必ず損切りをすることが必要です。

 

ちなみに損切りラインの決め方ですが、僕はずっと、一つのやり方を守っています。

それは、

「エントリーした根拠が崩れたら損切りをする」

ということです。

僕は、下記の記事に登場する、『衣笠流パターン表』に合わせてエントリーをしています。

www.sasamifx.com

エントリーパターンの、1〜6に当てはまった時に、エントリーをするようにしています。

なのでポジションを取った後に、エントリーパターンから外れてしまったら、損切りするようにしています。

「エントリーした根拠が崩れたら損切り

とても明確ですし、理に適っている方法なので、損切りラインの決め方に迷っている方にはオススメです。

 

ちなみに損切りだけでなく、エントリータイミングや、利確のタイミングについても、「事前に決めておく」ということは本当に重要です。

 詳しくは下記の記事に書いていますので、あわせて読んでみて下さいね。

www.sasamifx.com

まとめ

 いかがでしたか?

今回の記事では、以下の内容を書きました。

1.損切りはなぜ大切なのか

→含み損を抱えていると、自分に都合のいい解釈でチャートを見てしまい、機会損失につながるため。

→一発退場のリスクがあるため。

 

2.損切りはなぜ出来ないのか

→「うまくいくに違いない」という思い込みが、損切りという選択肢を消してしまっているため。

 

3.損切りを上手にする方法

→必ずうまくいくエントリーはないと自覚すること。

→エントリーする前に、どうなったら損切りするかをあらかじめ決めておくこと。

 

各項目、かなりボリュームがあったと思います。

腑に落ちるまで、読み込んでもらえたら幸いです。

 

冒頭にも書きました。

損切り上手は投資上手」

です。

今日から損切りを極めて、利益を伸ばしていましょう!

 

ではでは~!

☆おすすめの手法記事☆

www.sasamifx.com

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