自転車とFXで日本一周

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【知らないと危険】トレンドラインやフィボナッチに潜む「罠」

どうも、衣笠です。

今回は、こんなテーマでお届けします!

 

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というわけで今回は、「衣笠がライントレードをしない理由について」です。

 

前提として、僕は、トレンドライン・チャネルラインや、フィボナッチ、ハーモニックといったテクニカル分析に対して肯定的です。

フィボナッチやハーモニックパターンを学ぶことによって、相場では勝ち組になれる。そう確信しています。

 

ですがその一方で、僕自身はライントレードをしません

フィボナッチは使っていた時期もありますが、今現在はほとんど使いません。ハーモニックも、軽く学んだことはありますが、使ったことはありません。

 

なぜ僕は、それらのライントレードが有効だと思っていながら使わないのか?

 

それは、ライントレードには「ある罠」が仕掛けられているからです。

 

意外と、この罠にはまってしまって、負けている人も多いと思っています。

今回の記事では、ライントレードにまつわる罠について紹介していきます。

ライントレードを使っているけど、思うように勝てない……」

「トレードの成績がなかなか伸びない……」

そんな人にとって、何か、ヒントになることがあるかもしれません。

記事の最後には、多くの人にとって勝ちにつながるであろう情報もまとめています。

ぜひ、最後まで読んでもらえたら嬉しいです!

 

それでは、さっそく見ていきましょう!

ラインは「機能した場合だけ」有効である

まず大前提です。

あらゆるラインは、「機能することが確認できた場合だけ」有効です。

 

例えば水平線なら、その線がサポートやレジスタンスとして、機能することが確認できた場合だけ有効になります。

 

フィボナッチリトレースメントを引いたなら、38.2といった値で反発が確認できた場合だけ、有効ということになります。

 

ハーモニックパターンなら、「パターンがしっかりと完成したうえで、該当のポイントで反発が確認できたなら」有効ということになります。

 

この前提に、異論のある人はいないですよね?

 

「水平線引いたぞ!」

「あれ、全然反発しないな……」

「でも水平線の近くだから、とりあえずエントリーしとこ!」

 

こんなの、めちゃくちゃですよね(笑)

どんなラインも、「機能することが確認できた場合だけ」有効というのが大前提です。

 

ところが。

こんなエントリーに身に覚えはありませんか?

かくいう、衣笠自身の体験談なのですが……

 

「よし、フィボナッチリトレースメントを引いたぞ!」

「ほかのラインとも重なって頑丈そうな、38.2まで戻したらエントリーしよう!」

 

ここまでは問題ないのですが……

「なかなか38.2までいかないなあ……」

「やばい、その手前で反発し始めてる……このまま、38.2に到達する前に下落しちゃうかもしれない」

置いていかれるのも悔しいし、38.2に到達はしてないけど、とりあえずショートエントリーしておこう!」

こんな感じでエントリーしちゃうこと、ありませんか?

最初は38.2でエントリーしようと思っていたのに、気が付けば、その手前でエントリーをしていましました。

 

その後のよくある展開はこんな感じ。

「って、エントリーした瞬間上げてきた……やばいかな……」

「38.2に到達か……本来ならここでエントリーだけど、既に含み損だよ……」

「せめて38.2で止まって……あぁ、全然反発しない……」

「結局損切り……38.2に到達するまでエントリーを待っていれば、もっと微損で済んだのに……」

「っていうか、38.2で反発が確認できなかったから、ノートレでやり過ごせたかもしれないのに……」

よくありますよね、こういうの。

自分がエントリーしたとたん反発。結果的に損切り

当初のエントリープラン通りなら、微損かノートレで済んでいたところが、損切りになってしまったわけです。これは痛いですよね。

 

さて、この「トレーダーあるある」。

「あるある」になる以上、そこには原因があるわけです。

その原因は、とっても簡単。

これがこの記事の結論です。

 

ずばりいいます。

 

「人は、自分の苦労が無駄に終わることを嫌がる」

 

という性質があります。

自分の苦労が無駄に終わることを嫌がる

こんなケースを考えてみましょう。

いまあなたは、恋人とのデート中。

ランチタイムに、オムライスが大人気の洋食屋さんに向かいました。

 

洋食屋さんに到着すると、オムライス目当てのお客さんで大行列!

店内に入るまで、1時間はかかるとのことでした。

「どうする?」

「オムライス食べたいし……待とっか!」

「二人でいたら、1時間なんてすぐだよね!」

なんて惚気ながら(笑)、並ぶことを決意します。

 

寒い中、待つこと一時間……ようやく、入店の直前になりました。

「もうすぐだね!」

「ね!オムライスほんと楽しみ~!!」

ウキウキしているところへ、突如、店員さんからアナウンスがありました。

「オムライス、本日分は売り切れです!大変ご好評につき、オムライス、本日分は売り切れです!」

 

「…………」

「…………」

 

思わず無言。

 

さて、ここで考えてほしいことがあります。

オムライス目当てで1時間並んだ洋食屋さん。

入店直前で、目当てのオムライスが売り切れになってしまいました。

この時、

「お目当てのオムライスが売り切れか……じゃあ、この店に入るのやめよっか」

って、言いそうですか?

「オムライス目当てで並んだこの1時間、無駄だったね

って、言いそうですか?

 

おそらく、ほとんどの人はそうは言わないと思います。

「残念だけど……せっかく並んだし、とりあえず入ろっか

こんな風に言う人が大半ではないでしょうか?

そして、お目当てのオムライスとは違う、ハンバーグを食べて、

「ハンバーグ美味しかったね」

「ね!並んでよかったね!」

そんな会話をするのが、マジョリティーだと思います。

 

何が言いたいかというと、「オムライスを食べるために並んだ1時間」という時間を、人は、無駄にはしたくないということです。

オムライスが売り切れになった時点で、「オムライスを食べるために」という目的は達成できないのですが……

そこで諦めて帰ってしまえば、「1時間並んだ」という行為が無意味になってしまいます。

なので、

「オムライスの代わりにハンバーグを食べる」

「ハンバーグはハンバーグで美味しかった」

「並んでよかった、並んだ時間は無駄じゃなかった」

と論理を展開して、「1時間並んだ」という行為に意味づけを施します。

 

これは人間の心理として当たり前のことであり、日常を過ごすうえでは、何の問題もありません。

ですがこの心理は、トレードをする上では、途端に「罠」として牙を向いてくるのです。

ラインは機能しないこともよくある

話をトレードに戻します。

大前提として、あらゆるラインは、「機能することが確認できた場合だけ」有効と前述しました。

 

ですが、現実問題として、引いたラインが機能しないということはよくあります。

 

水平線で反発してほしい→反発しない

 

フィボナッチで反発してほしい→反発しない

 

ハーモニックパターンが完成してほしい→完成しない

 

これらの現象は、しょっちゅう起こります。

こんな時、どうすればいいのか?答えは簡単で、

「エントリーしない」

これに尽きます。

機能した時だけ有効なのですから、機能しなかったときは、エントリーしないのが普通です。

前述しましたが、

「水平線引いたぞ!」

「あれ、全然反発しないな……」

「でも水平線の近くだから、とりあえずエントリーしとこ!」

という論理はめちゃくちゃですからね。

 

しかしこれも前述しましたが、「トレーダーあるある」として、

「反発が確認できる前にエントリーしてしまう」

「ラインに到達する前にエントリーしてしまう」

という現象があります。

これはなぜでしょうか?

察しのいいあなたは、もうお分かりですよね?

 

そうです。

「ラインを引くという苦労」が無駄になるのが嫌なので、エントリーしてしまう。

 

これが、ライントレードに潜む「罠」であり、抗いがたい誘惑なのです。

ラインを引くという苦労

当たり前ですが、ラインを引くという行為には時間がかかります。

チャートを見て、自分なりに有意なポイントを探り、水平線やチャネルラインを引いたり、フィボナッチを当てたり、ハーモニックパターンを探すわけです。

 

当然その作業には、「時間」と「労力」がかかります。

時間と労力をかければかけるほど、そのラインに対しては、

「自信」と、

「うまくいってほしい、このラインが機能してほしい」

という気持ちが強くなります。当然ですよね。

誰だって、苦労は報われてほしいと思うのが普通です。

 

ただ、相場は優しくありません。

こちらのかけた時間と労力なんて知ったこと無しに、自分勝手に動きます。

なので、苦労して引いたラインが全然機能しなかったり、ラインよりも手前で反発するということはよく起こる現象です。

 

ラインが機能しない以上、そこで出来る賢明な選択は

「トレードしない」

これに尽きます。

ですが、トレードしないということは、

「自分がそのラインを引くためにかけた時間と労力を無駄にする行為」とも取れます。

当然の心理として、「時間と労力を無駄にするのは嫌だ」という思いがわいてきて……

 

結果的に、ラインは機能していない、またはラインにタッチしていないのにエントリーをしてしまうという、不合理な行動をとってしまうわけです。

 

ちなみに人間は、そんな時、「言い訳」を考えるのが物凄く上手な生き物です。

「ラインは超えてしまったけど、これはオーバーシュートで、すぐに戻ってくる可能性が高い。だからエントリーしよう」

とか、

「38.2に到達する前に反発が始まっているが……フィボナッチの高値をこっちにずらすと、ちょうどここが38.2とも取れるか……よし、エントリーしよう」

といった言い訳を、瞬時に考えることが出来ます

本当にエントリーしたい理由は、「自分の苦労が無駄になるのが嫌だから」なんですが、その言い訳を考えるのが非常に上手ということですね。

だから僕はライントレードをしない

とにかく人間は、「自分の苦労が無駄になること」を嫌う性質があります。

といっても、もちろんかなり個人差があります。

「全然平気!」

「半日かけて引いたラインが無駄になっても気にならない!」

という人もいるでしょう。そういう人は、トレンドラインや、ハーモニックパターンを使ったトレードが向いているのかもしれません。

 

僕は、苦労が無駄になるのがめちゃくちゃ嫌なタイプです。

時間をかけてラインを引くと、何とか、そのラインを中心にしたトレードで勝たないと気が済まないタイプです。

なのでラインが機能しないと感情的になりますし、どんどん、相場に対してムキになってしまいます。

そんな状態で、トレードで勝てるわけないですよね。

だから僕は、ライントレードをしないことにしているのです。

チャート分析に時間をかけない

僕のように「苦労が無駄になるのが嫌」という人は、チャート分析に時間をかけないことがオススメです。

 

例えば僕は、「スパンモデル」を愛用しています。

スパンモデルの何がいいって、

「一目見ただけで」、

「今が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジ相場なのかがわかる」

ということです。

チャートを分析する必要はありません。「見ただけで」わかるのです。

「スパンモデルが買い優勢を示しているから、買いから入ろう」

たったこれだけの判断ですから、ラインを引いてチャートを分析するのと比べると、時間も、労力もかかりません。

結果的に、ライントレードをするよりも冷静に判断を下すことが出来ます。

(スパンモデルの使い方は下記の記事をどうぞ)

www.sasamifx.com

 

また、ボリンジャーバンドも好きです。

エントリーのタイミングや、利食いのポイントは、ボリンジャーバンドが自動で表示してくれます。

自分で事細かにチャートを分析してラインを引くと、「うまくいってほしい」という欲が働いてしまい、冷静にトレードをすることが出来ません。

ですがボリンジャーバンドは、自分で分析しなくても、自動で表示してくれるのです。

「自分で苦労して引いたライン」と、

「自動で表示されたライン」では、そこにかける思い入れが圧倒的に違います。

そして、この記事でお伝えしてきた通り、思い入れが強ければ強いほど、「機能してほしい」「うまくいってほしい」という欲が強くなり、結果的に、誤った判断をしてしまう確率が上がります。

チャートに対する思い入れや、「うまくいってほしい、うまくいくだろう」という考えなんて、無ければ無いほどいいと思います。

そういった意味で、ボリンジャーバンドは大変優れたインジケーターだと思います。

ボリンジャーバンドの使い方は下記の記事をどうぞ)

www.sasamifx.com

とはいっても「無駄」からは逃れられない

どれだけインジケーターに頼ろうとも、相場にかける「時間」と「労力」をゼロにすることは出来ません。

 

例えば、

「半日かけて引いたライン、ここにタッチしたらエントリー」と、

ボリンジャーバンドの+2σ、ここにタッチしたらエントリー」

だったら、前者の方が時間も労力もかかっています。

とはいえ後者も、「+2σにタッチするのを待つ『時間』」というのはかかるわけです。

+2σにタッチしたのでエントリーしたとして、当然そこには、

「+2σにタッチするまでエントリーするのを我慢したんだから、ここからはうまく下がってほしい」

という、「うまくいってほしい」欲が生じるわけです。時間をかけてエントリーを待ったわけですから、当然ですよね。

 

ただ、FXは常にうまくいくなんてことはありません。

「苦労して」「時間をかけて」「+2σタッチまで待ったのに」

損切りしなければいけない」、というときも当然あるわけです。

この時に、素直に損切りが出来ないというのは、

「トレードにかけた時間と労力を無駄にしたくない」

という欲に負けているのであって、冷静さを欠いている証拠です。

 

結局のところ、ライントレードをせず、チャートを分析する時間と労力を減らしたとしても、最終的には欲との戦いです。

 

「かけた時間と労力を無駄にしたくない」

 

この気持ちに打ち勝って、

 

「ルール通りのエントリーとイグジットをする」

 

という当たり前のことが出来るようになると、そこでようやく、トレードの成績は上向きになると思います。

(「トレードルールが明確にない」という人が万が一いたら、下記の記事は必ず読んでください)

www.sasamifx.com

まとめ:欲の減らし方

最後に、この記事のおさらいです。

とても重要なので、必ず最後まで読んでください。

 

トレードで勝つためには、ルール通りのエントリーとイグジットを守ることが必要です。

 

ですが人には、

「かけた時間と労力を無駄にしたくない」

という欲があり、その欲が、ルールを破らせます。

人は言い訳を考えるのが物凄く上手なので、ポジションを持っているときにその欲に歯向かうのはとても大変なことです。

 

なので出来るだけ、「時間」と「労力」を減らし、「無駄にしたくない」という気持ちを小さくする必要があります。

時間と労力を減らすには、以下のような工夫が考えられます。

 

〇時間を減らすために

・チャートを見る時間を決める。9時~11時、21時~24時など、自分の生活リズムと相談して、チャート監視の時間を決める。その時間以外はチャートを一切開かない

 

・大きな時間足を使う。5分足を開き続けるより、4時間足をメインにして、4時間に一度だけチャートをチェックするようにする。

 

衣笠は、チャート監視の時間を決めている派です。

9時~11時と、22時~25時をトレードの時間と決めていて、それ以外の時間はチャートを見ません。

ただ、どうしてもチャートを確認したいときもあります(ツイッターで、相場に大きな動きがあったことが分かった時など)。

その時は、エントリーできないチャート(入金していない取引業者のアプリなど)を使って、相場の様子をチラ見するだけに留めています。

エントリーできるチャートで開いてしまうと、衝動的にエントリーしてしまったり、分析を始めてしまったりするので危険です。

 

〇労力を減らすために

ライントレードをやめる(チャート分析に時間をかけ過ぎない)。

 

・視覚的に分かりやすいインジケーターを使う(スパンモデル、ボリンジャーバンドなど)

 

・含み損に対してムキならない(下記の記事で詳しく解説しています)

www.sasamifx.com

 

そして最後に。

欲を抑えるために、一番大切なことをお伝えします。

 

それは、

「過剰なロットでトレードをしないこと」

です。これに尽きます。

 

ロットが大きければ大きいほど、

「このトレードでうまくいってほしい」

という気持ちが大きくなるのは言うまでもありません。

そしてそんな状態で勝てるほど、トレードの世界は甘くありません。

 

とにかくルール通りにエントリーとイグジットをすること。

ルールを守れなかったときは、まず第一の原因として、「ロットが大きすぎるのではないか?」ということを疑いましょう。

 

というわけで、ライントレードに潜む「罠」と、その対抗策を紹介してきました!

少しでも参考になったという部分がありましたら、ツイッターなので共有してもらえると嬉しいです!

 

それでは、本日はこのあたりで!

ではでは~!