どうも、衣笠です。
9月12日(水)からのドル円・ユーロドルの見通しについて書いていきたいと思います。
下記の記事で書いた9月10日(月)からの見通しが合っていたかどうかも含め、書いていきたいと思います。
引き続きスパンモデルとスーパーボリンジャーを使って解説していきます。
スパンモデルやスーパーボリンジャーについては、下記の記事をどうぞ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ドル円
まずはドル円についてです。
前回の記事では、こんな風に書きました。
・上位足のレンジを狙った逆張りで入りたい。
111.250→小さめにショート
111.500→標準量でショート
111.750→大きめにショート
・111.750を上抜けたらロングに切り替え。
・逆張りロングもあり
110.750→標準量でロング
110.350→大きめにロング
こちらの見通しがあっていたのかどうかも含め、再度、日足と60分足を見ていきます。
日足
ドル円の日足チャートです。
遅行スパンはわずかに陽転していますが、ローソク足との距離が近すぎますね。
買いが優勢というよりも、まだまだレンジ相場ですね。
ただ、このまま高止まりしたり、上に抜けることが出来れば、本格的に買い優勢の局面とみることが出来そうです。
金利や経済状況では、ドル買いがもっと進行する場面のはずなんですが、トランプ大統領の発言や、日米貿易摩擦、米中貿易摩擦、米欧貿易摩擦などのリスクが上値を抑えてしまいますね……
1時間足
続いて1時間足です。
遅行スパンは陽転していますが、このままだと陰転しそうですね。
111.300あたりでサポートされれば、再度上昇トレンドに回帰出来そうです。
ただ、111.750、111.600の水準で再三高値を止められているので、市場の買い意欲が減退することは視野に入れておいた方がよさそうです。
前回の戦略は勝てていたのか?
前回の戦略で勝てていたかは、やや微妙でした。
逆張りから入るという発想は間違いなかったですが、水準が微妙でしたね。
111.500ショートは、入りやすいタイミングがあまり無かったです。
111.550からショートして、111.300まで取ることは出来る形でしたね。
また、111.750ショートについては、その手前の111.630で止められてしまいましたね。
111.630ショートは、直下の111.500がサポートになる可能性があるので、少しやりづらいですし……
そもそもドル円自体が小動きで、入りにくい相場ではありましたね。
ドル円の戦略
基本的には、売りから入りたいと考えています。
上値が相当重たいという印象を、市場も持っていそうなので……
まずは1時間足の遅行スパンの陰転待ちです。
1時間足の遅行スパンが陰転し、111.300を下抜けたあたりからショートを入れていきたいですね。
逆に111.300でサポートされて、111.750を上抜けるようならロングへ切り替えが必要になります。可能性は低いと見ていますが、一応視野には入れておきます。
注意すべきは木曜日の指標、イベントラッシュですね。
欧州系でネガティブ要素があった場合、資金の流出先としてドルが買われる可能性は念頭に置く必要があります。
基本は売り目線で見ていきますが、「逃げ道としてのドル買い」があることだけは注意が必要ですね。
ユーロドル
続いてユーロドルです。
前回の記事ではこんな風に書きました。
・戻り売りから入りたい。
1.16000の重さを確認してショート。
・1.15500でサポートされたらロング
・1.16000を上抜けして、レジサポ転換が確認できた場合もロング
こちらの見通しがあっていたのかどうかも含め、再度、日足と60分足を見ていきます。
日足
ユーロドルの日足チャートです。
ものの見事に、遅行スパンとローソク足が絡んでいますね。見事なレンジ相場です。
一応、直近のローソク足の形から見ると、売りが優勢には見えます。
とはいえ日足レベルでは、上も下もどちらもありえそうで、どちらに動くかの判断が難しい局面ですね。
1時間足
こちらも遅行スパンがローソク足と絡んでおり、レンジ相場になっています。
ドル円とあわせて、調整局面の真っただ中ですね。
1時間足の形状を見ても、上下どちらもありそうで、トレンドフォローや、ブレイク狙いの戦略は立てづらいですね。
特に、トレンドの初動を捕まえにいくようなエントリーの仕方は難しそうに感じます。
前回の戦略は勝てていたのか?
こちらも微妙でしたね。
売りから入るという発想は悪くないですが、1.16000付近で売りから入りやすい場面があまり無かったです。
一番、勝ちやすい戦略は1.15250からのロングだったように思います。
この戦略を描けなかった点は、まだまだ未熟でした。
ユーロドルの戦略
基本的には、上位足のレンジを狙った逆張りから入りたいところです。
ロングについては下記の通り。
1.15650→小さめにロング
1.15500→標準の大きさでロング
1.15250→大きめにロング
ショートについては下記の通り。
1.16300→標準の大きさでショート
1.16580→大きめにショート
また、万が一1.15250を下抜けて、レジサポ転換が確認出来たら、トレンドフォローのショートへ切り替えです。
ドル円と同様、木曜日の重要指標やイベント結果を受けて、大きく動く可能性を視野に入れておきたいところです。
まとめ
というわけで、9月12日(水)からの展望と戦略でした!
ドル円もユーロドルも、木曜日の指標とイベントを受けての値動きが重要になりそうです。
初動についていくことはせず、方向感をしっかり見定めたうえで、戦略通りのトレードを行っていきましょう!
それでは、本日はこのあたりで!
次回の展望は、9月16日(日)に更新予定ですよ~!
ではでは~!