どうも、衣笠です。
10月8日(月)からの ドル円の見通しについて書いていきたいと思います。
(今回は時間の都合により、ユーロドルは割愛となります。申し訳ありません)
下記の記事で書いた10月3日(水)からの見通しが合っていたかどうかも含め、書いていきたいと思います。
引き続きスパンモデルとスーパーボリンジャーを使って解説していきます。
スパンモデルやスーパーボリンジャーについては、下記の記事をどうぞ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ドル円
まずはドル円についてです。
前回の記事では、こんな風に書きました。
・買いから入りたい
113.500→小さめのlotでロング
113.300→通常のlotでロング
113.150→大きめのlotでロング
・113.150を割った場合はショートも検討。
こちらの見通しがあっていたのかどうかも含め、再度、日足と60分足を見ていきます。
日足
ドル円の日足チャートです。
遅行スパンは明確に陽転しており、買いが優勢。
3日(水)は大陽線をつけていますが、4日と5日は続落。ボリンジャーバンドの+1σ付近で反発して先週は引けています。
徐々に、買いの勢いが弱くなってきているでしょうか。
+1σを下抜けてしまうと、雲の上限や、センターバンド付近まで接近するシナリオも考慮が必要かもしれません。
とはいえ、まだまだ買いが優勢なのは明らか。基本的には、買い目線から入りたい形状ですね。
1時間足
ドル円の1時間足チャートです。
遅行スパンは陰転。ただローソク足との距離が近いため、レンジ相場と見るほうが妥当でしょうか。
114円の少し上で、長い上ヒゲをつけているのが気がかりです。雇用統計の発表に伴う乱高下でついたヒゲですが……
今までの推移を踏まえて考えると、
「114円より上でロングポジションを持っていた人たちが、損切りのショートを入れた」
と推察したくなってしまいます。
仮にそうだとすると、今まで買い上げてきた勢力が弱気になっているわけで、市場の目線が、徐々に買い優勢から売り優勢に変遷してきているのかもしれません。
日足ではハッキリと買いが優勢ですが、下位足では、徐々にセンチメントの変化も窺えますね。
ドル円の戦略
基本的には、まだまだ買いから入りたいところです。
ただ、ここから大幅な下落を見せる可能性も考慮し、1時間足の遅行スパン陽転は、ロングをする際の必須条件になりそうです。
イメージとしては、
①113.500付近まで押し目を作る
②113.500でもみ合いが続く(ないし、もう少し下まで下げる)
③113.500がサポートとして機能することで、遅行スパンが陽転する
④遅行スパンの陽転したあと、買い優勢のローソク足が出たタイミングでロング
といった感じですね。
また、深い押し目に備えて、ショートの水準も設定しておいた方が良さそうです。
113.500を下抜けて、レジサポ転換が確認出来たら→小さめのlotでショート
113.150を下抜けて、レジサポ転換が確認出来たら→通常のlotでショート
上位足では買いが優勢なので、ショートで入る場合は、リスクヘッジのためlotは低めの方がいいと思います。
前回の戦略は勝てていたのか?
戦略通りにトレードをすると、3日(水)に113.520まで下げたところでロングから入る形になりますね。
その後は114.500まで上値をつけているので、100pips弱は取れた計算。
ただし、114.500からの下落については、ショートを戦略に入れていなかったため、4日と5日はノートレードになる形でした。
前向きに言えば、買い目線1本に絞ったことで、雇用統計を含めて上下動に揺さぶられずに済み、リスクを回避しながら利益を上げられた戦略でした。
一方で、4日と5日の下落を拾えないというのは、機会損失といったとらえ方も出来ます。そういった意味では、やや消極的すぎる戦略だったかもしれませんね。
まとめ
というわけで、10月8日(月)からの展望とトレード戦略でした!
ドル円は、基本的には上昇基調なんですが、先週までと比べると、買い勢力の強気がやや弱まっている可能性には留意が必要です。
「絶対に買いが優勢!」といったバイアスは持たず、フラットな気持ちで相場を眺めたいところ。
まずは週明け、雇用統計の結果を消化した相場がどのように動くのか、窓開けも含め注目していきたいところですね。
それでは、本日はこのあたりで!
次回の展望は、10/10(水)に更新予定ですよ~!
ではでは~!
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